以前は家族など同居している人が子守をしてくれて、仕事や買い物に出られていたお母さんも多いのですが、核家族化が進み、そういったことができない方も増えてきています。そこで利用が増えているのがベビーシッターです。保育所などに預けるのではなく、家に来てもらって子供の面倒を見てもらうスタイルです。常に残業が多いなど仕事の時間が保育所のスケジュールを合わせにくい場合などは、お迎えの時間に間に合わないなど公的な保育所が利用しづらいため、ベビーシッターを利用することのメリットが大きくなるといえるでしょう。
子供にとっても慣れた環境で過ごすことができるため、不安を感じやすい子でも安心して過ごしやすい形であるといえます。しかし、ベビーシッターとはいえ他の人を家に入れ、そこで過ごしてもらうという事ですから防犯上の配慮が必要です。場合によっては留守中に家に入ってもらうために鍵を預けてしまう事にもなるので、よほど信頼できる人でなければトラブルが起きがちです。信頼できる相手かどうかの見極めは難しく、窃盗などの犯罪にもつながりかねません。
貴重品があるところやプライベートな空間には入れないようにリフォームするなどの対策も必要でしょう。リフォームといってもドアに鍵を取り付けるなどの軽いものでもよいでしょう。子どもの世話をするために必要な空間だけを区切れるように、ベビーシッター利用の前のリフォームを行っていきましょう。
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